こんにちは美術家の中川知絵子です 😀
今日もフルイドアクリルアートのことについて触れていきたいと思います。
今回のテーマは「最低限知らないと恥ずかしいフルイドアクリルアートの事情」です。
フルイドアクリルアートを描く前に最低限! 知らないと恥ずかし世界の事情とは?
前回の内容とかぶる部分もありますが、それはそれだけ皆さんから同じような質問をいただきますので、わたしも同じような回答でもその都度書くことにしています。ご了承ください。
知識をつけることで皆さまのアートライフのお手伝いやヒントになれたらです 💡
絵具を作る定番レシピがない
皆さんも絵具の調合や描き方に悩む時間があったと思います。
でもそれは、世界中で皆同じなんです。
フルイドアクリルアートは、実はコレだ!という定番の絵具調合レシピがなく、みんな独自に努力と研究を重ね、自由に調合をしてます。
例えば2016年に「スェーデンのマイキーのレシピが最高にいいよ!」とSNSで話題になりレシピが広まったとしても、そのレシピを使い続ける人はいません。
なぜならそれは人の真似をしただけで、芸術行為ではないという認識だからです。
(理由:芸術を行う人へ対し尊敬する意識。そして芸術は真似するものではなくて個人の創造性から成り立つものという考え方が日本より高い故です)
でもレシピをSNSに投稿するなら、やはり定番レシピは実はあるんじゃない?
マイキーの話に戻ります。
マイキーのレシピを知ってもそれをヒントに皆さん自分のレシピを編み出しSNSへポストします。
すると一体どれだけのレシピがネット上に溢れていることやら..!
日本人どころかどの国の人も混乱し、定番レシピがどれかわかりません。「あぁ、なんて難しいの!」と悩んでいる人はあなただけではないのです。
レシピが分かってもスキルが必要!
「練習してもSNSみたいに上手くいかなくてストレスが溜まります。私には才能がないのでしょうか..。」
という相談を、中川の生徒さんからいただくのですが、実は海外の人たちにも起こっている現象と同じなのでご紹介しますね。
これは率直に申し上げるとレシピがわかれば成功すると思い込み、スキルが付く前に挫折を感じてしまっているのです 😥
挫折するのはSNSが悪い!
私たちはフルイドアクリルアートにSNSで出会いました。
約数分の動画の中では、カップに絵具を入れてキャンバスに注ぐだけで想像を超えるような色彩豊かな表現が生まれ、癒され、感動し、芸術の素晴らしさの虜になります。しかし、それと同時に私たちは大きな誤解を植え付けられているのです。
この現状を受け、私たち芸術家たちはこんな声をあげています。
If I do a job in 30 minuets , it’s because I spend 10 years learning how do that in 30 minuets.You owe me for the years, not the minute.
もしあなたが30分で仕事を終えるなら、それには30分でどう終えるか学ぶ時間が10年費やしたからです。
あなたは何年か続けなければなりません。
それは分ではありません。
考えてみるとこれはアートに限らず、人生の中で何度も私たちは経験してきた成長するためのステップです。
もしあなたが挫折しそうになったらこの言葉を思い出してくださいね。
練習すれば必ずあなたが思うような素晴らしい作品は描けるようになるでしょう!
アートのスキルをつける集中合宿がある!
私が海外のアーティストと交流して思うことは、日本と比べるとアートに限らずやりたいことへの「熱量」がすごいなと思うことがあります。例えばアート画法の入門を学ぶ4時間のワークショップ(35,000円)のために、州をまたぎ飛行機でやってきて、夜はその街へ宿泊し(3,000円程度の民泊)翌日には帰るパターンが普通にあるみたいで、私ははじめてその話を聞いた時に「飛行機で?」と思ってしまいましたが、「たった4時間で現役の画家から入門知識を学べるなんてなんてラッキーなの!しかも35,000円だなんて美術大学へ入学するお金がないから本当についてたわ 😉 」という感覚。
誰かが「考え方で人生は変わる」って言っていたけど、こういうことかなという学びを受けました。そしてわたしもそれを境に考え方を変えて物事を見ることにしています。
そしてこの話をするのはリアルでもネットでも今日が初めてなのですが、実はわたしの生徒さんにも熱量が凄い方が1名いらっしゃるのです。
去年の暮れにわたしのInstagramへDMを下さって出会ったのですが、その方の相談を聞いているうちに3ヶ月に一度、飛行機と電車を乗り継いで、わたしの住む神奈川県小田原市にフルイドアクリルアートを含めどんな画法が世の中にあり、どれが自分に合うのか知りたいから基礎を教えてほしいと習いにいらっしゃる方がいます。
1日のスケジュール例としては、フルイドアクリルアートの技法を3つ、画面構成・色構成を交えながらキャンバスのサイズも大中小。何枚も描きながら4時間かけてどれが相性良いかみっちり行う感じです。(←この情報は本人ご了承の上で載せています)
こういった方の存在を知ると今までちょっと..。と思っていたハードルも、ものの考え方次第では自分にとってプラスになるという事実を知ることができます 💡
海外ではそんな熱量を持った人たちがうじゃうじゃいる!
皆さんはこの話を聞いてどう感じましたか?
わたしは今まで見えなかった世界がパッと見えた爽快さと、前向きな闘争心のようなものが湧いてきてわたしも頑張ろう♪と思いました。
しかし世の中にはたくさんのハードルがあり、いくら生活に余裕のある給与を取得していたり、チャンスが目の前に現れても、考え方・体力・時間・距離・環境・精神状態など例を挙げたらきりのないほどハードルがあるものです。
しかし「できない」から「できる」へ変わる瞬間があることがあります。
それは新しいことを知り、新しいアイディアが生まれた時です。
知識や学びは、新しい閃きを私たちに与え成長させてくれます。そして考え方が変わったり良いアイディアが生まれれば臆病だった性格も過去のものになり行動できるようになってきます。
ですから皆さんも引き続き色々な情報を、色々なところから取り寄せて学んでみてくださいね。
まとめ
フルイドアクリルアートも他のことも、SNSでは伝わらない情報はたくさんある。
知っている人から情報をどんどん聞いて学び、知識を蓄え、プラスな方向へ考え方をリニューアルして理想を現実に近づけよう!
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ではではまたお会いしましょう! See ya:)♪