更新日 2022年5月20日
・フルイドアクリルアートのレッスン開講通知ご希望の方へ(末尾の方へ記載)
展示などしていると、お客様からフルイドアートって..古い井戸のアートです???って本気で聞く方がいらっしゃいます(笑)
わたしはInstagramやウェブサイトに作品や制作過程をupする習慣がどうしても慣れずコレ!っていう詳しい情報を書いていなくて..💦そりゃ初めて聞く言葉はわからないですよね
制作で力尽きたり文章が苦手で載せてないことが多いんです..すみませんでした😭
今回のブログで納得のいくものが書けたら嬉しいです
フルイドアートって古い井戸のアートですか???フルイドアートってなんですか?
お客様がわたしのアートを観に来てくれた時、作品・技法の解説します。その際にフルイドアクリルアートと口にすると..
フルイドアートって..古い井戸を専門としたアートですか?ってキラキラ、ワクワクとした真顔で聞かれてることが多いです(しかも目の前の作品とわたしの顔と交互に見合わせながらw)
ということで、今日はフルイドアートについて説明します✨
フルイドアートとは
フルイドアート(Fluid ART_フルイッドアート)とは液体の流動性で絵を描くことを定義した画法です
種類はたくさんあるのですが、現代アートとして海外で流行っているのは主に4種類
参考として公開されているYoutubeの動画を貼らせていただきます。とってもわかりやすい親切な動画です 💡
フルイドアクリルアート
呼び方はひとつに統一されておらずいろんな呼び方があります
・Fluid Acrylic ART
フルイッドアクリリックアート
・Fluid Acrylic Paint
フルイッドアクリリックペイント
・Fluid art acrylic pouring
フルイッドアートアクリリックポーリング
主流なのはフルイッドアクリリックペイントが多い呼び名かなぁと思います
※わたしは日本人に馴染みのある単語がいいと思ってフルイドアート、またはフルイドアクリルアートとご紹介しています
基本材料はアクリル絵具×水×オイルです
水とオイルの反発性や流動性を生かして生まれるアートです
素材を2種類混ぜていることに着目してほしいのですが
アートの専門用語として、2種類以上の素材を混ぜることをミックスメディアといいます
フルイドアクリルアートは、基本材料以外にもミックスメディアを混ぜて流動性を高め、表現力(レイヤー・セル)に工夫を出したり、絵具をどうやって画面上へ流し入れるかいくつかの画法があります
ミックスメディアに何を何種類、どのくらい混ぜるぜるか特に定義はなく、アーティストの経験や好みによって違います。こういった部分は曖昧に感じるかもしれませんが、アーティスト経験がある方にとっては普通であり。経験がない方へ例えるなら、目分量と経験値で作る料理に類似しています
また、ミックスメディアで珍しい材料は洗剤、のり、ベビーオイル、アロマオイル、ヘアオイルなどを混ぜるアーティストもいるようです
メリット
・色を混ぜるだけで予測/想像できない表現が画面上に生まれるから感動する!
・誰でも作品が作れる
・作っていて楽しい、気持ちいい!
デメリット
・これだ!というレシピがなく人によって異なる上に解説は外国語(英語とは限らない)のでわかりにくい
・材料が日本で手に入りにくい
・服などに付いたら落ちない
関連動画はこちら
ポーリングアート
アクリルorピグメント×水×メディウムで絵具を作り、キャンバスへ流しいれることを定義とした画法です
メリット
・絵具をキャンバスへ流し込むので完成予想図が想像できなくて楽しい!
・透明感を出すこともできるのできれい
デメリット
・材料がちょっと高い
・表現できるレパートリーが他のフルイドと比べて少ない
・服などに付いたら落ちない
フルイドアートの中でも日本だけで画材が手に入るのでチャレンジしやすい画法と思います
ただメディウム、土台にするキャンバスも高いのでお財布次第です 🙄
動画はこちら
リジンアート
リジン×アクリルorピグメントで作ることを定義とした画法です
メリット
・リジンに透明感があるのでクオリティが高く仕上がり、発色もいい!
デメリット
・扱いと片付けが面倒
・材料が日本で手に入りにくい
・リジンの値段が高い
・臭い、喉や頭が痛くなる、アレルギーになりやすい
・服などに付いたら落ちない
高級なリジンであれば臭みはないらしいのですが海外から取寄せることになるので送料もかかります
お財布次第です 🙄
動画はこちら
アルコールインクアート
アルコールインクという専用絵具と専用アルコールを使用し、ユポ紙/タイルに描く画法です
メリット
・フルイドアートの中でも材料が比較的安全♪
・片付けも楽♪
・練習を積むと繊細で細かな表現ができるようになる
デメリット
・材料が日本で手に入りにくい
・服などに付いたら落ちない
・思った以上に練習が必要で難しい..!フルイドアートでNo1の難易度かも?
動画はこちら
こうやって4種類を文章で並べるとデメリットが目立つように思われますが、それ以上に仕上がった時の感動は大きいです
なぜ中川知絵子はフルイドアクリルアートを選んだのか
中川知絵子は幼少期から絵を描くことよりも色を作ることが好きで、公募展や企画展でも審査員やお客様から「構成と色彩がすばらしい」「色の組み合わせでどんな感情なのか一目で伝わってくる」と評価されることが多いです
他者に「私は色彩が好きです」と言葉で伝えなくても、絵を見てもらうだけでそれが伝わることは、画家として誇りに思う才能のひとつだと考えています。
以上のことを含め
・昔からアクリル絵具に馴染みがあり扱いやすいと思ったから
・カラフルで彩度の高い色彩が自分の好みに合っていたから
・長くこの画法を愛用できそう!
そう思ったのでポーリングアートを学んだ後に、アクリルフルイドアート選びました
振り返ると、それを始めたのが2015年くらいです。やると決めたらやるタイプなので見ず知らずの外国人の方に連絡して教えてもらったり
でも英語が流暢でないから、途中で先生にあきれられて音信不通になったり
色んな人にメッセージをしてアドバイスもらったり
わからないことはトライ&ゴー!で実践することも多く、お金・精神力・時間の労力はかなりかかりました😢
それでもやると決めたから画家として
仕事としてここまで出来たのかなって思っています :oops:💛
さて、今回はフルイドアクリルアートについて解説しましたがおわかりいただけたでしょうか♪
中川知絵子の展示会に来る前に
こちらを読んでいただければ画法についてわかりやすいと思います
ここでひとつお知らせです!
皆さんも一緒にフルイドアートしませんか?
知識をつけるって、学ぶのって、何かを経験するのってワクワクしますよね♪
フルイドアクリルアートの
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もっとブログでフルイドアートを知りたい!
関連記事はこちらです
中川知絵子の制作の様子を見たい!
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開講の目安としては2022年内中となっております。すこしお時間をいただきますがお待ちいただけたら幸いです*
▼こちらです
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それではまたブログ更新しますね
皆さんのアートライフが充実することを願ってます
See you soon♪